大学で学んだ図書館情報学で食いっぱぐれずに済んでいる話
はじめに
この記事はklis Advent Calendar 2019の22日目の記事です。
この記事では「図書館情報学という学問が大学の外の世界でどのように活用できるか」というのをIT系の企業で働いている実体験込みでつらつら書いていこうかなと思います。
この記事の目的は図書館情報学を学んでいる学生の方や、図書館情報学にちょっと興味のある方に対して、ちょっとお先に社会に出ている立場から「(司書にならなくても!)図書館情報学は社会で役に立つので頑張って学んでください!」という応援をすることです。*1
この記事の最後に、学問一般を学ぶことの意義にもちょっと触れてます。
何者?
簡単に自己紹介しておきたいと思います。
自分は2011年に入学したklis11の卒業生で、卒業後5年くらい立った社会人です。(大学院含めると社会人歴3年くらい)
大学院卒業後は新卒でデータ解析職として人材系の会社に入社して、現在はEコマース的な会社でサービスの改善や構築などの仕事をしてます。
本業と並行して副業で複数企業のコンサルやスタートアップのサービス立ち上げ支援などしつつ日々を過ごしております。
そんなこんなで食いっぱぐれずに日々を過ごしています。
大学〜社会人まで振り返り
図書館情報学との出会い:世の中のこと全部知りたい!司書になりたい!
自分は大学選びのタイミングで、自分が本当に学びたいこと(もしくは好きなこと)を考える機会がありました。
そのタイミングで自分は「本を読むこと=新たな知識を得ることが好き」ということに改めて気付き、当時様々なキーワードでググりながらwikipediaの図書館情報学のページを見つけたのでした。
このページは当時の私をとてもワクワクさせました。
この学問を勉強していけば「色々な知識(なんなら世の中の全ての知識)を得たい」という欲求に一つの回答を出せるのではないかという期待が膨らんでいったのでした。
知識そのものを学問でき、しかも将来的に司書になって本に囲まれながら働けるかもという淡い期待のもと図書館情報学を学べる大学に入学を決意するのでした。
図書館情報学を学べる大学
このブログで紹介したら誰かに怒られそうではありますが、日本で図書館情報学を学べる大学というのはそこそこ限られており、その一つが筑波大学の情報学群 知識情報・図書館学類です。
調べるうちにここでならがっつり図書館情報学が学べそう、ということで入学することになりました。
何を学んで何を得たか
図書館情報学を学ぶ中で得られた一番の気付きは「知識や情報、そしてそれに関わる人々の活動は何らかの形でモデルとして捉えることができる」ということです。
一言で言ってしまっているので少々難しいですが、言い換えると、情報とか知識というものがどんなものかを色々な方法で考えることができて、さらにそれらを取り巻く人々や社会の活動もどんなものか色々な方法で考えることができるということです。
こうした気付きは様々な授業での学び、一緒に学んだ学友(?)、先生方とのやりとりの中で徐々に得られていったものです。
別の関わり方をすればまた違った気付きとなったと思います。
まあ、以上の話はちょっと抽象的なので、どんな授業でどんな気付きを得て今に生きているのかについては後に具体的にお話します。
大学院へ
大学院では今の仕事につながるエンジニアという職業と出会いました。
授業等で最低限のプログラミングができたので、エンジニアのインターンに参加できてそこで出会いのきっかけを得ることができました。
そこから大学院での研究をしつつ、プログラミングの勉強を本格的に始めました。
大学院ではpixivをはじめとして数社にインターンに行ったり。
シンガポールで強制送還の危機に瀕したり。
色々とわちゃわちゃした生活を送っていたように思います。
学んだことをどのように活用しているか
ここからは、具体的な授業名も出しつつ、そこでの学びからどんなことを考えその考えが今どのように生きているのかというのをつらつら書いていこうかなと思います。
実際に何を学ぶのかというのはこちらのシラバスを参考にしていただけると良いかと思います。
ちなみに自分は「知識科学主専攻」でした。
今はもうやってない授業とかもあるみたいですが印象深かった授業などをメモっていきます。
レポートの書き方とか学ぶklisで最初に受ける授業 ← 名前忘れた(!)
基礎的なドキュメントの技術や学問を学ぶ方法などを学ぶ授業。
なんかレポートの採点がめちゃくちゃ厳しくてしんどかった記憶があります。
とはいえ、この授業では情報に関する色々な視点が散りばめられており、小さな発見がたくさんありました。
何の回で出てきたか忘れましたが、ヴァネヴァー・ブッシュのMemex論文調べさせられたり、世界中の情報の総流通量とか計算してみたりとかあったような気がします。
「なるほど、世の中にある情報や知識はとんでもない量であり、もうそれを人間の労働力を使って扱うのは到底不可能なのだな」という実感が湧いたような気がします。
この授業で得た基本的なドキュメントコミュニケーションの能力は社会に出ても役立ってます。
プログラミング演習
ちなみに自分は仕事でPythonめちゃくちゃ使います。(悲しいことにRubyよりも)
「人間にできないことをいかにパソコンにやらせるか」ということを学びました。
自然言語処理を扱う授業 ← 名前忘れた(!)
おそらく自然言語処理そのものの授業ではないけれど形態素解析のプログラムを初めて触った授業でした。
MeCabという文を自動で単語に分割してくれるプログラムに初めて触れて、大量の文章を分析するのがこんなに楽しいことなのかという感動を覚えました。
形態素解析をはじめとして言語処理技術は今の仕事でも非常によく使う中心的な技術です。
文章を機械で表現可能な形にすること(もしくは数学の抽象空間で扱えるようにすること)ができるという気付きを得ました。
知識発見基礎論
結構独特な授業で印象深かったです。
「どのように新たなアイディアが生まれてくるのか」といった内容を学術的に紐解く授業でした。
会社でアイディアフルな会議(ブレストなど)を行う際には、ここで学んだ基礎が役立ちます。
データベース概説
極論を言ってしまうと世の中の大半のシステムは「データベース」と「それをなんとかするもの」によって構成されています。
世の中のシステムのほとんどはデータベースを扱っているため、ここで学んだ基礎を応用することで様々なアプリケーションを作ることができます。
経営・組織論
こちらも独特な授業でよく覚えています。
生きていく際はいつでも組織と接しています。
会社もまさしく組織で、その組織についてどのように考えることができるのかという知識は、社会人として生きていく上でめちゃくちゃ役に立ちます。
なんなら、社会人少しやった今、もう一度受けたい授業です。
情報行動論
結構ハードな授業でしたが、得るものも大きかったです。
情報を探すユーザーがどのように目的の情報を得て満足するかといったその過程をモデリングすることの意義や、どのようにユーザーとシステムの関わりを捉えるかについて気付きの多い授業でした。
まさしく自分が仕事として取り組んでいる「ユーザーが欲しい商品と出会うためにどのような改善を行えば良いか」という課題を考える際のベースとなっています。
ちなみに、大学院のものになってしまいますが同教員による同内容の授業ノートは今でも取り出せるところにあります。(以下のような感じ)
中国図書学
今、シラバスに載ってないですね。涙
とても好きな授業でした。
この授業では「漢書という非常に難しい物体から、いかにして重要な情報(書誌事項)を抜き出して記録するか」を学びましたが、ここでの学びは「物体からメタデータを取り出すということの実際と難しさ」です。
メタデータに関する授業は他にもあったと思いますが、この思考は現在ECサイトで働くなで「どの商品にどんな情報を持たせるか」という点でも非常に役立っています。
インターンシップ
klisではインターンシップが単位として認定されますね。
自分は某県立図書館に2週間くらいのインターンに行きました。
大学の授業で学んだスキル(例えば分類法とかレファレンスとかカタログとか)が実務でまざまざと使われていて、しかも授業で出てきたデータベースなどが実際に役立っているのを見て「なるほど、授業の内容はマジで重要だ。」と思ったのを覚えています。
が、同時に司書の仕事が自分に向いていないと思ってしまったのでした。(ここで進路変更*2
ちなみに、理論と実践の架け橋をどのようにかけるかという気付きはこのインターンで得られた1つの知見です。
その他
上には書いていませんが、図書館に関する種々の事業はもちろんとても楽しかったし多くの気付きがありました。
例えば図書館の建築について学ぶ「図書館建築論」や読書が幼児期の成長にどのように影響を与えるかなどを扱う「読書と豊かな人間性」などは今でも印象に残っています。
今は仕事で確率・統計やデータサイエンス等の知識をめっちゃ使いますが、正直学部で学んでいた時はいまいちイメージしずらくあんまり理解していませんでした。(!)
またシステムやアルゴリズムに関する知識も実際は社会人になってからきちんと学び始めた感があります。(!)
数学についてはちょいちょい頑張って勉強してはいましたが、今思うとこれらの授業も真面目に取り組んでおけば土台ができて良かったなと思っています。
蔵書検索システム作る授業(名前忘れた)は、システム開発の楽しさを知ることができたかもしれません。
図書館情報学は就職や転職にも役立つ
さて、ここまで実際に今の業務でもめちゃくちゃ役立っていることをみてきましたが、図書館情報学を学んでいるということ自体が就職や転職にも役立つのです。
実は、転職時にオファーをもらったとある企業のフィードバックで、以下のような文言をもらったりしました。
他にもヘッドハンターからのメールでたまに「図書館情報学に関する知識をお持ちの・・・」といった連絡をいただいたりします。*3
という感じで、きちんと学べば食いっぱぐれずに済みます。
学問から新たな視点や思考の基礎が得られる
学問をマジで学んで得られる一つの果実は「その学問の持つ世界の捉え方」を知ることだと思います。
図書館情報学は、「情報」や「知識」という捉えようのないとはいえ重要そうなものが存在するとして、それらは人々の豊かな生活のためにめちゃくちゃ重要なので、きちんと理解して今よりもよりよく扱うためにはどうすれば良いかを考える ということだと思っています。(私の解釈なので、まったく正確ではありませんので注意。)
こうした視点を身に付けられればかなり広範囲に応用することができます。
表面的なスキルは短期間でも 身に付けられるが・・・
最後に、ちょっとおまけ的な話です。
プログラミングとかデータサイエンスとかをそこそこ学んで、それらをスキルとして前面に押し出せば、正直な話、昨今の世の中ではそこそこ良い給料で働くことはできると思います。
しかし、そのスキルの背景に「どんな世界の捉え方をしているか」というのが、実は様々な物事に取り組む上で重要になってくるのではないかと思ってます。
例えば、最適化を学んでいる人は、現実世界の様々な課題を数式として扱える形に落とし込んで膨大な数のアルゴリズムの中から最適なものを用いて解決しています。
これは単にプログラミングができる人とは全く違ったスキルです。
例えば、社会科学を学んでいる人は社会を適切にモデリングすることによって複雑に見える現象を分かりやすく説明するためのモデルを考え出し、多くの人の社会現象への理解を助けることができます。
これもまた単にアンケートのデータ集計ができるという人とは一線を画します。
学問を学んで身に付けた見方、考え方、スキルがあるからこそ、その人にしかできない発見や課題解決などができるのではないかと思います。
私が楽しくそしてより良く働けている*4のはこうした背景があるからかなと思ったりしています*5。
様々な大学の様々な学部ではこうした特有な世界の捉え方を知ったり、身に付けたりできますが図書館情報学はその中でも特に重要な「情報」に関する根本的な見方を身に付けられる学問です。
こんなに楽しい学問をがっつり学ばないのは非常に勿体無いですね!
おわりに
さらっと書くつもりが、予想以上に長くなってしまいました。
当時を振り返って書いていたら、やっぱりこの学問めっちゃ好きだなということが再確認できました。
今はインダストリーにいますが、学問の方にも何らか貢献できるように頑張っていきたいなと思いました。
でわでわ。
心と体を鍛える田園都市線ウォーク(渋谷から中央林間まで)
はじめに
スポーツでは「心技体」をバランス良く鍛えていくことが重要と言われていたりします。
エンジニアなどのIT職種においても、この心技体は結構重要なんじゃないかなと思っていたりする今日この頃です。
デザイナーの人が心技体のテーマに沿ってスキルを解説している記事もありました。
さて、エンジニアでは技(スキル)が特に重視されますが、果たして技だけ伸ばして良いのか、心と体も作っていく必要があるのではないか、そんなことを思うのは私だけではないはずです。
現にエンジニアの間で筋トレが一種のムーブメントになっていたりしますね。
ということで、なんか心と体を鍛えられるやつできないかなと頭をひねったところ、タイトルのような田園都市線ウォーク(渋谷から中央林間まで) 〜デントウォーク〜 を思いついた次第です。
IT系の仕事なら渋谷の人も多いと思われますので、今後はこのデントウォークが東京在住のエンジニアの心と体を鍛えるメジャーな修行方法になっていくでしょう*1
きっかけ
さて、私の話ですが、ここ最近スキル(技)は結構身についた気がするのですが、どうも心と体の成長が見られんぞという気持ちでした。
こと体に至っては横には成長しているものの、近年のたるみにはちょっと目をつむれないものがありました。
ということで当初は、心の強さ(欲望に打ち勝つ)と健康な体(ちょっとデトックス)を両立できる断食をすることにしました。
断食でお腹が減らない
ということで、始めた断食ですが1日目が終わろうとする頃に気づいてしまったんです。
(まる1日水だけで過ごしても全然余裕・・・!)
体だけであれば、まあお腹は減らなくてもOKなのですが、今回は心も鍛えたい。
このままでは、空腹による地獄の苦しみを乗り越える修行がうまくいかなそうだと思ったので、より心と体に負荷をかけてみることにしました。
鍛えている感を求めて
ところで、みなさんシャーマンキングという漫画はご存知ですか?
シャーマンキング序盤のストーリーなのですが、主人公(葉)が真っ暗闇の洞窟(ヨミの穴)に入って修行する話があるのです。
私はこの話が結構好きで、葉は暗闇の中でひたすら自己と向き合い、それらを整理した上で本当に大切なものが何かを気づき、ヨミの穴から出て来た時にはパワーアップしているのです*2
そこで思いついたのが、田園都市線の端から端まで夜間ぶっ通しウォーキングでした*3
ということで、思い立ったが吉日。
早速運動着に着替え、出発地点の渋谷駅まで移動しました。
体験記
ルール
始める前にいくつかルールを決めました。
ということで、どんな感じになるかを紹介していきたいと思います。
(ちなみにルートとしては、ほぼ246号線沿いに歩いています。 )
達成までの駅ごとの気持ちレポート
出発地点:渋谷駅 (達成度 1/27)
時刻は21:00過ぎ。
謎の自信と、ワンチャンきつかったらどっかの漫喫に泊まろうという気持ち。
ちょっと楽しい。
駒沢大学駅(達成度 4/27)
普段あまり運動をしないので、じんわりとした腰の痛みが出てくる。
お腹は減らないが、うまそうな飯屋が多く自制心が試される。
二子玉川(達成度 7/27)
足が全体的に痛い。
宮崎台(達成度 12/27)
膝が逝く。
鷺沼(達成度 14/27)
かかとがやられてくる。
かかとが逝く。
あざみ野(達成度 16/27)
足の裏が焼けるように痛い。
足の裏が全体的に逝く。
市が尾駅(達成度 18/27)
スネとモモがダメになる。
スネが逝く。
青葉台(達成度 20/27)
足が全部逝く。
ここで一旦限界が来た。
長津田(達成度 22/27)
休憩のためにベンチに座った瞬間、立ち上がる気力がなくなってしまった。
ここが2回目の限界。
疲れすぎて動きたくなくなるが、不意に与沢翼のツイートを思い出す。
一番やばいのは自分との約束破ることだよね。他人との約束なんて破ってもいいよ。信頼失って友達減るぐらい。友達なんて世界で何度でもいくらでも作れるけど自分との約束破ったら負け犬街道先頭で全力で走る。自分が自分を疑うようになるんでもう奇跡は起こせない。自分との約束だけは何があっても守る pic.twitter.com/fpjaGLnWoB
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) June 23, 2018
自分との約束・・・。
他人との約束も守った方が良いですが、やっていく気持ちになりました。
ここでやる気を取り戻す。(BGM:Oasis「Don't Look Back In Anger」)
ただただ「達成するのだ」という気持ちで足を前に進めていく。
与沢翼も頑張ってる。私も頑張るのだ。
しかし、お腹は減らない。
疲れすぎるとお腹は減らないということに気づく。
すずかけ台(達成度 24/27)
永遠かのように思える道をひたすら歩き続けて行く。
途中で歩みを止めて、しゃがんでみたりストレッチしてみたりするが、足の痛みは消えない。
もはや限界かと思ったその時、東京工業大学の灯火が見える。
深夜の3〜4時の闇夜に光るその心強さに支えられながら、一歩づつ足を前に進める。
東工大も頑張っている。私も頑張るのだ。
南町田(達成度 25/27)
工事中のようでずっとフェンスが続いている。
ここで、完全ゾンビ状態になる。
道も間違えてしまい、最悪だったけれどゴールが見え始めたの頑張れる。
次のつきみ野駅に向かう途中の階段がきつかったが、振り返るとちょうど陽が昇り初めてエモい感じに。
この階段を登り切って、振り返ると。
日の出が美しい。
前に進む気力を与えてくれる。
つきみ野(達成度 26/27)
足を引きずりながらハァハァ言って歩いてるヤバイ人になる。
線路沿いの学校を横目にきつい坂道を登って行く。
早朝散歩をしているおじいちゃんが、ゾンビのような私を抜かして行く。
ゴールまであと少しだ・・・!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(BGM 聞いてる人はサビまでお待ちください)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中央林間(達成度 27/27)
到着!時刻は朝の5時くらい。
本当に体力が限界だったので、ホームにつながる階段を手すりにすがりながら1段ずつゆっくり降りる。
車両に乗るのも一苦労だ。
この達成感のために7〜8時間もぶっ通しで歩いて来たのだ。
心と体もいい感じにやっていきたいものだと思ったのであった。
・・・
座った瞬間、謎の達成感と「なんで座ってるだけで渋谷着くんや!!」という謎の怒りがこみ上げてきたけれど、その刹那、再び疲労感に思考を支配されました。
帰り道は目の焦点合ってない死んだ魚の目をして渋谷まで運ばれました。
ちなみに、渋谷駅に到着したとき、ちょっとお腹が空きました。
振り返り
全体的に辛かったので、あまりおすすめしません。。
が、良いこともあるような気もするのでまとめておきます。
良かった点
- やり抜く力みたいなのが見につくかもしれない
- 自分との戦い方みたいなのが、ちょっと分かってくるかもしれない
- 1日くらいの断食なら生きのびれることが分かった
悪かった点
- 普通に夜道怖い(暴走族とか、アレとか)
- 辛すぎる
- 翌日に影響出る(あんまり動けない)
おまけ
すずかけ台〜南町田の間に「高尾山」というスポットがあり、そこに神社があります。
真夜中に行くと普通に怖いのですが、昼間とか日の出とか日の入りとかはとても綺麗ですのでおすすめです。
ちなみに、今回のウォーキングでも立ち寄りました。
すずかけ台らへんの246号沿い、歩道橋を登って左に折れます。(入り口)
闇を歩いて行ってよしなに坂道をのぼると神社につきます。夜はほぼ何も見えない。
夜は丘の上から見る夜景が綺麗です。
データサイエンスだらけの桃太郎
いらすとやでイラスト自動生成 〜桃太郎編〜
おはようございます、プルさわです。
徹夜明けのハッカソン中にブログ記事を書いています。
アプリ作りました。
以下のWebサイトで公開中です。(近日中に閉鎖します。)
ということで、試してみましたよ。
桃太郎の文章をいらすと化してみた
文章元:
http://hukumusume.com/douwa/pc/jap/08/01.htm
イラスト元:
はじまりはじまり〜。
昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。
おばあさんが川でせんたくをしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。
「おや、これは良いおみやげになるわ」
おばあさんは大きな桃をひろいあげて、家に持ち帰りました。
そして、おじいさんとおばあさんが桃を食べようと桃を切ってみると、なんと中から元気の良い男の赤ちゃんが飛び出してきました。
「これはきっと、神さまがくださったにちがいない」
子どものいなかったおじいさんとおばあさんは、大喜びです。
桃から生まれた男の子を、おじいさんとおばあさんは桃太郎と名付けました。
桃太郎はスクスク育って、やがて強い男の子になりました。
そしてある日、桃太郎が言いました。
「ぼく、鬼ヶ島(おにがしま)へ行って、わるい鬼を退治します」
おばあさんにきび団子を作ってもらうと、鬼ヶ島へ出かけました。
旅の途中で、イヌに出会いました。
「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」
「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」
「それでは、お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」
イヌはきび団子をもらい、桃太郎のおともになりました。
そして、こんどはサルに出会いました。
「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」
「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」
「それでは、お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」
こうして、イヌ、サル、キジの仲間を手に入れた桃太郎は、ついに鬼ヶ島へやってきました。
鬼ヶ島では、鬼たちが近くの村からぬすんだ宝物やごちそうをならべて、酒盛りの真っ最中です。
「みんな、ぬかるなよ。それ、かかれ!」
イヌは鬼のおしりにかみつき、サルは鬼のせなかをひっかき、キジはくちばしで鬼の目をつつきました。
そして桃太郎も、刀をふり回して大あばれです。
とうとう鬼の親分が、
「まいったぁ、まいったぁ。こうさんだ、助けてくれぇ」
と、手をついてあやまりました。
桃太郎とイヌとサルとキジは、鬼から取り上げた宝物をくるまにつんで、元気よく家に帰りました。
おじいさんとおばあさんは、桃太郎の無事な姿を見て大喜びです。
そして三人は、宝物のおかげでしあわせにくらしましたとさ
めでたしめでたし
おわりに
作るの大変でした。
よかったら使ってみてください。(閉鎖される前に)
本当の権力者は誰? 日本の大株主をゆる〜く分析
好きなことで、生きていく
Youtuberよろしく、データ解析で生きていきたいプルさわです。
本日は個人的に前々から気になっていた、株式会社を動かす影の権力者がいるのかどうかを調べてみたいと思います。
続きを読むシンガポール渡航で強制送還の危機に瀕した話
楽しいと噂のpixivへインターンに行ってきた
こんにちはプルさわです。
久々に記事を書いたかと思えばそこそこ真面目な記事です。
このブログでこんな真面目な記事を書くことになるとは…!
さて、今回のインターンは参加者が結構いて「こんなことしました!」みたいな記事は他の方が書いてるみたいなので、私はインターンを通して思った雑多なことをまとめてみようかと思います。
誰向けの記事か
どこかインターンに参加したいと思ってる人
pixivのことが気になってる人
目次
1. 今まで参加したインターン
最近になって「インターンめちゃくちゃ楽しい!」ということに気づいて数社ほどインターンに参加しておりました。
参加していたインターンは主に
- データ解析系
会社のデータベースいじって、施策考えるような内容。
だいたいログデータを使う。 - エンジニア系
数週間の間にこんなもの作ってねと言われて、ひいひい言いながら作る
といった2種類の系統です。
今回のpixivのインターンはデータ解析系とエンジニア系のミックス(どちらかというとエンジニア系)になると思います。
2. pixivのインターン
概要
上記リンクをご参照ください。
インターン発見から応募まで
以前から周りの人に「pixivはいいゾォ」という話を聞いていたので、
少し気になっていました。
ある日、よだれ垂らしながらTwitterをしていたら、pixivインターンについてのツイートが流れてきたので「とりあえず応募してみるか」という軽い気持ちで応募してみました。
なんか今まで作ったものやgithubのアカウント等を送り、
面接をしたように記憶しています。
面接に行ったとき、オフィスのヤバさ*1にびっくりしてワクワク度が向上しました。
pixivのオフィスは一度行ってみることをお勧めします!
お題とか実際の業務内容
というわけで、日々布団にくるまってゴロゴロしていたら
インターン当日になりました。
初日にチームビルディングが行われ(行われていて)、
複数チームに分かれて課題をすることに。
自分は3人チームのエンジニア(技術職)として参加。
面白かったのが、チーム内に総合職の人がいたということでした。
メンターさんにも総合職が入っており、実務視点で開発ができたところがとても良い点かと思われます。
これは他のインターンでなかなかないポイントだと思います。
内容は簡単に言うとCV率をごにょごにょするという内容でした。(割愛)
CV率向上だとざっくりしすぎなので、もうちょっと具体的に言うと
といったところでしょうか。
詳しくは以下のブログで…。
業務以外のこと
お弁当がいちいち美味しかった。
なんかよくわからないですが、お弁当が美味しかったです。
最終日はオシュシ食べれて幸せでした。
それから、フリードリンクがとてもよかったです。
毎日からだ巡茶を飲みまくって、体が巡りまくるのを感じていました。
また、業務の間にちょこちょこ講義が入って、pixivでの開発やセキュリティーの取り組み、メルマガの書き方などなど良い知識をたくさん吸収できたかと思います。
3. pixivの雰囲気(pixivはエンジニアにとって天国か否か?)
結論から言うと、エンジニアエンジニアしてる人にとっては天国だと思います。
ぶっちゃけ「僕が考えた最強の開発(働く)環境」みたいなオフィスでビビりました。
以下、自分が良いなと思った点
- 良い人が多い
- 雰囲気が自由
- 総合職との距離が近い
- 自社サービスを愛している人が多い
「良い人が多い」ということについて以下ちょっと説明。
「良い人」の定義は結構難しいのですが、
簡単に言うと「技術力があって優しい人」です。
楽しそうに技術の話をしているので、こっちまで楽しくなってきますね。
そしてズバ抜けた技術力を持ってる人は良い意味でちょっと変わってる人が多いという経験則があるのですが、pixivにはそんな良い意味でちょっと変わってる人がたくさんいました。
この辺は人事の方の人を見る力が結構良い感じに作用しているのかなと思います。
4. 全体的な感想
個人的な反省
もう少し、git(github)についてもっと勉強しておくべきだったと思います。
github使いこなせないものはエンジニアにあらずという感じがするので、今後も使いこなせるようにしとくべきかなと思います。
それから、インターン期間中は100%インターンに力を注げるようにしておくべきだったかと。
色々と用事が立て込んでいたので、100%力を注げなかったのがちょっと心残りです。
もし参加したい方がいればまるっと予定を空けておくことをおすすめします。
面白かったこと
総合職として参加してる人に「エンジニアとの価値観の違いに驚いた。」と言われたことが面白かったです。正直自分はエンジニアというほどエンジニアに染まってないと思っていたのですが、ちょっと染まりかけているのかもしれません。
キンプリをおすすめされました。働くためにはプリズムの輝きが必要みたいです。
まとめ
参加者含め社員さんが「良い人」ばかりだったのが良かったと思います。
たった5日でしたが、実務の勉強も含めて多くの気づきがありました。
- オフィス環境が良いとこんなにも働きやすい
- 優しい人が多いと安心感がある
- 違う職種の人と仕事を進めていくことの難しさ楽しさ
インターン面白かったんで、迷ってたらとりあえず参加してみると良いと思います。